学会誌投稿
学会誌投稿について
吃音・流暢性障害学研究(The Japan Journal of Stuttering and Other Fluency Disorders)投稿規定(2024年4月11日)
- 投稿者の資格
筆頭著者は本会の会員に限りますが,共著者は本会の会員であることを問いません。筆頭著者が未入会の場合,入会承認を経て,年会費納入確認後に査読を開始することとします。ただし,学術誌編集委員会において承認された場合はこの限りではありません。 - 投稿原稿
1) 原稿は他の研究誌,商業誌,著書において公刊されていないものに限ります。2) 使用言語は日本語または英語とします。英文抄録は採択後に学術誌編集委員会が定める校閲を経るものとします。3) 原稿の種別は研究論文(実験や調査データのメタ分析,理論論文を含む。原著論文に同じ),総説,研究ノート(前記研究論文には至らないが,速報に値する実験や調査結果の報告,仮説提示など。考察は不可欠),症例研究(研究論文には至らない個別の症例または事例報告,但し考察は不可欠),書評とします。4) 原稿の長さは,いずれも,注,図,表,参考文献を含めて,刷り上がり(電子書籍)15ページ以内とします。刷り上がり1ページは和文の場合は約2,000字,英文の場合は約800語に相当します。各図表の刷り上がり時の大きさについても留意してください(例えば,図表の配置の仕方や横幅サイズを指定いただく)。超過分費用を申し受けます(「7.費用」参照)。 - 原稿作成要項
1) 和文原稿はA4サイズ横書き1段組み,フォントは11ポイント明朝体,1ページ40字×40行を目安に作成してください。英文原稿はA4サイズ,フォントは11ポイントserif体、ダブルスペース (9mmの行ピッチ)で作成してください。通しの行番号とページ番号をつけてください。図,表,写真は,掲載できる品質のものを,元ファイルとPDFにて送ってください。できればモノクロ(グレースケール)で作成し,原稿の最後に付けてください。図,表にそれぞれ連番で番号を付けてください。図,表,写真の挿入箇所を,本文と区別できるようにして,図〇,表〇,写真〇と明記してください。2) 論文題名,論文要旨,3語から8語のkeywordsを,日本語と英語の両方で記載してください。論文要旨は,和文では400字以内,英文では200語以内とします。3) 末尾の参考文献表示は,表記が2行以上にわたる場合は,2行目以降を半角4文字程度字下げして,左揃えとしてください。日本語文献と外国語文献を分けても,分けなくてもどちらでもよいですが,著者名(姓,次いで名)がアルファベット順に並ぶようにしてください。
参考文献は本文中に引用している文献のみを記載してください。参考文献の複数著者は全員明記を原則としますが,8名以上の場合は,7名まで記載して,それ以上は「他」または「et al.」を用いて略記してください。
(例)
Cream, A., O'Brian, S., Jones, M., Block, S., Harrison, E., Lincoln, M., Hewat, S., et al. (2010) Randomized controlled trial of video self-modeling following speech restructuring treatment for stuttering. Journal of Speech Language and Hearing Research 53(4), 887-897.
著者名・編者名としては,原則として,和文の場合は氏名を,英文の場合は姓と名前のイニシャルのみを記載してください。英語の論文タイトルは,文頭と慣習的に大文字とする単語以外は小文字としてください。著書の英文のタイトルは,内容語を大文字で始めてください。著書の出版地は記載しないでください。雑誌名は省略形を用いないでください。雑誌名・巻(号)・ページで論文が特定できる場合は,DOIの記載は任意です。4) 末尾の参考文献の表示例
学術誌の論文の例:
(雑誌の場合)ⅰ)オンライン論文の引用
de Sonneville-Koedoot, C., Stolk, E., Rietveld, T., Franken, M. C. (2015) Direct versus indirect treatment for preschool children who stutter: The RESTART randomized trial, PLoS One, 10(7), e0133758. DOI: 10.1371/journal.pone.0133758.
ⅱ)一般的書き方(英文)
Wingate, M.E. (1964) A standard definition of stuttering, Journal of Speech and Hearing Disorders 29(4), 484-489.
ⅲ)一般的書き方(和文)
川合紀宗 (2011) 新版構音検査と併用可能な音韻プロセス分析ツールの開発, 音声言語医学, 52(4), 348-359.
ⅳ)翻訳書
翻訳本の著者名は,原語の記載(下記の例ではEllis, R.)でも良い。カタカナ表記であっても,リストの順番は原語の表記(判明している場合)に従う。
ロッド・エリス (1988) 第2言語習得の基礎(牧野高吉訳), ニューカレントインターナショナル.
ⅴ)単行本(英文,著者1名)
Howell, P. (2010) Recovery from Stuttering, Psychology Press.
ⅵ)単行本(和文)
窪薗晴夫 (1999) 日本語の音声, 岩波書店.
ⅶ)単行本の中の一部の引用
Ujihira, A. (2011) Stuttering in Japanese, Howell, P. & Van Borsel, J. (eds) Multi Lingual Aspect of Fluency Disorders. Multilingual matters, 139-168.
藤崎博也, 杉藤美代子 (1977) 音声の物理的性質, 岩波講座日本語5音韻, 岩波書店,63-106.
西村辯作 (1979) 構音障害児の構音獲得, 笹沼澄子(編) ことばの遅れとその治療, 大修館書店, 100-132.
5) 本文中の文献の引用
著者が2名の場合は2名共記載し,著者が3名以上の場合は筆頭著者のみを記載して「他」または「et al.」を用いて略記してください。いずれも姓のみを記載し,その後に刊行年と,引用ページがある場合はそれを記載し,これらを括弧に入れます。同一著者で,同一年に刊行された文献がいくつかある場合,刊行年のあとに,文末リスト順にアルファベット小文字a, b…を付して区別してください。本文中に著者を記載する場合は,その直後に刊行年と,必要に応じて引用ページを追加し,これらを括弧に入れて引用します。
引用例: (de Sonneville-Koedoot et al., 2015), (Wingate, 1964), (川合, 2011)
著者名を本文に記載した引用例: 藤崎, 杉藤 (1977),Ambrose, Yairi (1999, p.897),槙本他 (2018),Catani et al. (2005), Harada et al. (2021a, b)6) 注記
注は脚注とはせず,本文中に通し番号を付し,本文の末にまとめてくだい。7) 上記の記載にかかわらず,英語,日本語の投稿ともに,APA(米国心理学会)出版マニュアル第7版のフォーマットも許容します。8) 補足データの公開
補足データ(研究に用いた映像や音声,加工や統計処理をする前のデータなど,本文と図表に含めるのが困難ないし不適当な参考資料)を公開したい場合,査読を経て,学会誌と同じサイトで公開することができます(後述「5. 提出」のようにファイルサイズの制限がありえます)。補足データについても後述の「4. 倫理上の配慮」が要請されます。論文とは別の外部サイトに掲載したい場合は,その掲載情報を「補足データ」等の見出しをつけて,参考文献の前に記載してください。なお,補足データの公開に際して,学会誌とは別の外部サイトに掲載するデータについては著者が責任をもつこととします。 - 倫理上の配慮
対象者の人権に十分配慮し,倫理的規範を遵守していることを要します。研究に当たっては対象者のインフォームドコンセントを経て(インフォームドコンセントが困難な場合はオプトアウト),個人情報保護の精神に基づき個人を匿名化し,所属する施設等の倫理審査委員会またはそれに準ずる機関の承認を得ていることを明記してください。所属施設等で倫理審査委員会またはそれに準ずる機関がない場合には,各研究領域等で示されている最新版の倫理指針,ガイドライン等に従うと共に,ヘルシンキ宣言および「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に準じた対象者の人権への配慮および倫理的規範の遵守をする必要がありますので,その旨を明記してください。
なお,倫理指針については下記のサイトを参照してください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html#m-naAncTarget01
参考1: 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」
参考2: 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」
ヘルシンキ宣言については下記のサイトを参照してください。
https://www.med.or.jp/doctor/international/wma/helsinki.html - 提出
1) 提出窓口は電子メールでとします。2) 原稿ファイルは,Word等によるDOCX等のファイルだけでなく,それをPDF化したファイルも添付してください。図(写真)は,PowerPointあるいはJPEG形式を用いてください。これらの原稿ファイルと投稿者情報を提出窓口になるアドレス宛に,メール添付で送付,提出してください。ただし,「補足データ」等も含めて提出ファイルのサイズが概ね5MBを超える場合は,提出方法を別途指定することがありますので,学術誌編集員会に上記提出窓口経由であらかじめご相談ください。3) 後述する<投稿者情報>に該当するもののうち,論文題名,投稿原稿の種別,投稿回数以外は原稿には記載せず,原稿とは別の書類としてください。4) 文字化けを避けるために,PDFファイル作成時に必ずフォントの埋め込みを行ってください。<投稿者情報>
(1) 筆頭著者の氏名,メールアドレス,郵便番号を含む住所,電話番号,会員番号,所属先(連絡先)肩書き。なお,所属先名称は研究実施時点のものを記入してください。その後に変更があった場合には,「現在の所属」として注釈を追加してください。現在の所属の情報の追加(注釈)は,出版直前の校正時点まで可能です。(2) 論文題名を日本語と英語で記してください。(3) 著者氏名,所属(可能なら職名も),共著の場合全員について日本語と英語で記してください。(4) 原稿の量:合計(本文,図表等)のA4版原稿のページ数(5) 投稿原稿の種別(6) 当該投稿原稿の投稿回数(初回か何回目の査読意見への応答・修正か) - 採否
1) 投稿原稿は原則2名の査読委員によって匿名で審査します。2) 査読委員から修正意見があれば,学術誌編集委員会から著者に回送します。この際に,学術誌編集委員会から編集上の問題等についての意見が追加されることがあります。著者は,指摘されたすべての意見について,それぞれの事項への対応を記載した回答書を作成するとともに,修正した原稿(文字の色を変えるなどして修正点がわかるようにすること)(図・表を含む)とそのPDFと,上記<投稿者情報>を記載した文書を,学術誌編集委員会が指定する期限までに,上記提出窓口に提出してください。なお,修正意見と関係のない修正はできません(誤植の修正を除く)。3) 上述の査読と修正は,数回繰り返されることがあります。4) 投稿原稿の採否は学術誌編集委員会で決定します。5) 採用された場合は,本文と図表を分けて上記提出窓口に提出してください。 - 費用
特殊な文字,記号,図の使用やカラーなどのための費用は,著者の負担となることがあります。規定ページ数を超過する場合は,超過分費用として1ページあたり5,000円を申し受けます。 - 著作権
掲載された論文の著作権は学会に帰属します。 - 利益相反(COI)
原稿本文の最後に利益相反関係について記載してください。
記載例
利益相反自己申告:申告すべきものなし。
利益相反自己申告:本研究は○○から資金提供を受けた。
:本研究は○○から実験装置/測定装置の貸与を受けた。
:著者○○は○○株式会社から資金援助を受けた。
:著者○○は○○株式会社の顧問である。
なお,利益相反(COI)が筆頭ならびに共同著者の中の1人以上にある場合は,投稿者の利益相反(COI)申告書の書類に記入してください。書式は下記からダウンロードしてください。
COI申告書(Word)
2016年9月30日制定
2018年1月10日改訂
2020年11月10日改訂
2021年9月15日改訂
2022年9月30日改訂
2024年4月11日改訂